Blog 金門湾便り

  • 五月の雪、油桐花

    台湾のこと

    お久しぶりです!WEB企画部担当の者です!
    最近まで販促企画さんに代理で金門湾便りを書いてもらってましたが
    今週からまた私が記事を書かせて頂きますので、よろしくお願いします!

    さて、今回は台湾の【油桐花】をご紹介させて頂きますね。

     

    五月雪

     

    油桐花
     
    4月中旬から5月初旬にかけて、台湾の各地では雪が降り積もります。
    とはいえ本物の雪ではなく、真っ白い花を咲かせる木【油桐花】が綺麗に見える時期なのです。
    【油桐花】の白く静かに舞う花びらは、まるで雪のようだと例えられており、台湾では「五月雪」の愛称で親しまれています。
    花びらが1枚1枚ずつ散っていくのではなく、丸ごとクルクルと落ちるため
    地面や道に花が咲いたように、まるで雪が積もったように真っ白になるのです。

    咲いた姿も、散った姿も美しいため、舞い落ちた花でアートを作る人も見られますね。
     
    油桐花のアート
     

    台湾のお花見といえばこの【油桐花】であり「客家桐花祭」という催しが各地で開かれ日本の桜の花見のような賑やかさになっています。
    花見スポットは台湾にいくつかあるのですが、台北からは山岳エリアが多い場所でもある桃園県、新竹県、苗栗県が人気です。
     
    油桐花
     

     

    「客家桐花祭」の「客家」とは…?

     

    油桐花
     
    「客家桐花祭」の「客家」は、台湾の山岳部に住むといわれていた「客家人」という民族の事を指します。
    もともとこの「油桐」は種子から取れる油を採取する為に植えられた木といわれており、この油は湿気や害虫を防ぐための塗料として使用されていましたが、20世紀にペンキとしての有用性が世界中に認められ需要が高まり、中国を中心に植林され、日本統治時代の台湾でも栽培が行われるようになったのです。その産業に携わったのが、台湾の山間部に住んでいたこの「客家人」という民族なのです。
    だからお花見の催しにこの名前が入っているのですね!
    客家桐花祭では「客家料理」などの文化を味わえる可能性も高く、日本人好みの濃い味付けなので是非お試し下さいね。
     
    外出自粛で、今年はお花見もできませんでしたが
    来年は日本で桜のお花見を堪能したら、GWに台湾でこの「油桐花」のお花見も楽しんでみてはいかがでしょうか