Blog 金門湾便り

  • 元宵節ですね

    台湾のこと

    元宵節のランタン

    「元宵節」は旧正月から数えて15日目、今年は2月19日が元宵節にあたります。

    「元宵節」この日は、赤いランタンをたくさん空に浮かべます

    そしてこの夜には家族で「元宵」を食べます。

    もちろん由来はありますので(諸説あります)簡単にご紹介しますね。

     

    それは迷い込んできた1羽の「天鵞」から始まります。

    この「天鵞」は天を司る「玉皇大帝(ぎょくこうたいてい)」の大切な「天鵞」

    うっかり地上に迷い込んできた「天鵞」を猟師が撃ち落としてしまうのです。

    「玉皇大帝」は怒り、地上を焼きはらう!と計画を立てました。

    ですが、その計画を知った仙人が民衆を助けるためにこう言います。

    「正月15日に、松明を燃やし提灯を灯して地上を赤くすれば助かる」

    民衆はその言葉に従います。

    仙人は、自分がすでに地上を焼き払ったと玉皇大帝に伝えます。

    玉皇大帝は赤く燃える地上を見て焼き払われたと錯覚し、民衆は難を逃れたのです。

    そして毎年、旧正月の15日にあたる「元宵節」にはランタンを飛ばすようになりました。

     

     

    赤い提灯の夜景

    ん?「元宵」は?

    これはまた別の言い伝えです。

    これは「元宵さん」と呼ばれる皇帝に仕えていた方のお話。

    皇帝に仕えるということは家族に会うことはかなわぬ願いなのです。

    どうしても会いたいが会えないという失意の「元宵さん」に妙案を出してくれた人物がいます。

    「玉皇大帝」の使いとして街を焼き払うと伝えよう!と。

    焼き払われては大変です!どうしたらよいのか?

    すると「元宵」と呼ばれる「餡に粉を付けたお団子」をお供えすれば収まる!と。

    そして「元宵さん」はこのお団子つくりの名人だったのです。

    では皆で「元宵」を作りお供えしよう!となり、家族も「元宵」を作りお供えするためにやってきます。

    こうして家族皆で会えることになったのです。

    冬至の際に食べる「湯圓」もありますが、意味合いは同じく

    家族でそろって団らんしながら食べる、とても大切で喜ばしい風習なのです。

    「元宵節」は赤いランタンを飛ばして、家族で「元宵」を食べる。

    この習慣はここから来たのですね。

     

    「元宵」は餡に粉をころころ転がして丸くしたお団子

    「湯圓」はもち米を原料とし、餡のまわりを生地でくるんだお団子です。

    中身は甘いものとしては砂糖、胡桃、ゴマ、小豆餡、氷砂糖など

    塩辛いものとしては肉や野菜で作られた具が入れられる。

    お砂糖の味がほんのりする汁に、お好みのお団子を入れたものといったところでしょうか?

    家族みんなで一緒に食べるこの習慣、健康に幸せに過ごせる、家族円満の願いが込められたおだんごなのですね。

    これ、いまではスーパーなどで冷凍で売られているんですよ。(湯圓って書いてあるんですが)

    中華系のスーパーに行くと見つかりますので是非!